宮城の海で、ていねいに、心をこめて。

現場から見た「正しい海洋散骨」の考え方

風・船の高さ(乾舷)・安全面をふまえ、なぜ遺灰を撒かずにお還しするのかを、現場の視点で図解します。

海洋散骨は「海へ還す」供養です。映像映えよりも、 安全と配慮を最優先に考える必要があります。

実際の現場では、風・波・船の構造によって、同じように見える散骨でも結果は大きく変わります。

① よく見かける「遺灰を撒く」イメージ

海洋散骨で遺灰をそのまま海へ撒くイメージ写真。映像ではよく見かけるが、実際の散骨海域では風や船の高さの影響を受けやすい。
海洋散骨=遺灰をさらさら撒く、というイメージを持たれることがあります。

しかし、実際の海は常に動いています。風向きや波、船の高さによって、同じ方法でも結果は大きく異なります。

② 安全面からおすすめできない船

海面に手が届くほど船べりが低い船は、沖合の海洋散骨ポイントでは安全面から適しにくいことを示す図解。
安全面から、海面に手が届くような船での散骨は適していません。

海洋散骨の実施ポイントは、港から離れた海域(沖合)になることが一般的です。 そのため、船の安全性や構造が重要になります。

③ 沖合へ行く船では、遺灰を撒く散骨は適していません

沖合へ行ける船は安全性の観点から船べり(乾舷)が高くなるため、遺灰を直接撒くと風で舞い上がりやすいことを示す図解。
※船べり=海面から甲板までの高さ(乾舷)

沖合へ行ける船ほど、安全性の観点から船べり(乾舷)が高くなります。 この環境で遺灰をそのまま撒くと、風で舞い、人や船に残ってしまう可能性があります。

④ 現場で大切にしている散骨の仕方(図解)

遺灰が風で舞って人や船に残らないよう、水に溶ける袋に納めたまま海へお還しする散骨方法の図解。
遺灰は風で舞いやすい → 水に溶ける袋に納めたまま海へお還しします。

粉骨しても、遺灰は一粒一粒が大切なものです。 丁寧に粉骨し、漏れがないように納めた遺灰が、風で舞わないよう配慮します。

そのため、水に溶ける袋に納めたまま、海へお還しします。

⑤ 実際の散骨の様子

船べり(乾舷)が高い外洋対応の船で、水に溶ける袋に納めたまま海へお還しする海洋散骨の様子。風で舞いにくい方法。
水に溶ける袋に納めたまま、静かに海へお還しします。

海洋散骨は、気象・海況を確認しながら、ていねいに進めることが大切です。 不安な点は事前にしっかりご説明します。

「正しい散骨」を支えるのは、現場を知る担当者の一貫対応です

海洋散骨は、天候・海況・船の構造で判断が変わることがあります。 そのとき大切なのは、現場を理解している担当者が、最初から最後まで責任をもつことです。

  • 事前相談で伺ったご事情を、当日の判断にそのまま活かせる
  • 安全確認と配慮を両立した手順で、落ち着いて進行できる
  • 「誰が実施したか」が明確で、散骨後のご質問にも同じ担当者が対応できる

なぜ、アイランドセレモニーは「誰が対応するか」を明記しているのか

海洋散骨は、やり直しのきかない大切な時間です。だからこそ、私たちは「誰が最初から最後まで責任をもつのか」を大切にしています。

一般的な海洋散骨の流れ(イメージ)。依頼者からポータルサイト・葬儀社を経て地域の海洋散骨業者へつながり、当日の担当者が外注・委託となる場合がある流れを示す図解。
一般的な海洋散骨の流れ(イメージ)
アイランドセレモニーの海洋散骨の流れ。代表阿部が相談から式場でのご焼香、粉骨・準備、海洋散骨の実施、写真・証明・アフターフォローまで一貫して対応する流れを示す図解。
アイランドセレモニーの海洋散骨の流れ

多くの海洋散骨業者・葬儀社の実情

多くの海洋散骨業者や葬儀社では、「誰が当日対応するのか」までは書かれていません。 よく見られる表現は、次のようなものです。

  • 「当社スタッフが対応します」
  • 「経験豊富なスタッフが乗船します」

これは決して悪いことではありません。

実際には、

  • 外注や業務委託で運営している
  • 日程によって担当者が変わる
  • 相談担当と現場担当が別になる
  • 一人に固定できない体制である

といった事情があり、構造上、特定の名前を書けないのが一般的です。 その流れでは「相談した人と当日の人が違う」「判断や確認に時間がかかる」「責任の所在が分かれやすい」 といったことが起こる場合もあります。


アイランドセレモニーの場合(決定的な違い)

アイランドセレモニーでは、これまでのすべてのご依頼で 100% 代表 阿部が対応してきました。
ご相談から、式場の祭壇でのご焼香、粉骨・準備、海洋散骨の実施、写真・証明・アフターフォローまで、 同じ人間が責任をもって行っています。

なぜ、そこまでこだわるのか

海洋散骨は、やり直しのきかない、たった一度の時間だからです。

  • 想いが途中で途切れない
  • その場で状況を見て判断できる
  • ご家族の事情や気持ちに配慮できる
  • 「誰がやったのか」がはっきりしている

私たちは、「同じ人が最初から最後まで関わること」そのものが、供養の質につながると考えています。

正直にお伝えしたいこと(デメリットも含めて)

私たちは、大きな広告や派手な宣伝をしていません。そのため、

  • 認知度は決して高くありません
  • 一度に多くの件数をお受けできません

しかしその分、一件一件を大切に、代表が責任をもって、 ていねいに、心をこめて お見送りしています。

最後に

「誰がやるのか」――それは小さなことのようで、実は一番大切なことだと、私たちは考えています。

具体的なプランや流れは、 代理合同海洋散骨の内容・流れ貸切船海洋散骨の内容・流れ でご案内しています。あわせて よくある質問 もご覧ください。

海洋散骨について、事前にご相談ください

散骨方法や当日の流れ、不安な点を一つずつご説明します。 ご希望に合わせて、代理合同海洋散骨貸切船海洋散骨 もご案内しています。

※受付時間:毎日 10:00–20:00(年中無休)